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知ってる?車の乗車定員数の正しい計算方法!

公開日:2019/09/15  最終更新日:2019/09/10

カーリースにおいて、車種選びにするときにチェックしておきたい項目の一つに乗車定員数があります。

乗車定員数とは、車に乗ることができる人員の最大数のことを指していますが、道路運送車両法に基づいて定められている保安基準に計算方法の規定があり、車検証の乗車定員数の欄に書かれている人数はこれに基づいて算出されています。

保安基準に記載されている乗車定員数の計算方法とは

乗車定員の計算に関するルールは、最大積載量に関する規定とともに「道路運送車両の保安基準」とよばれる規則の第53条に記載されています。この条文で、乗車定員は12歳以上の者が車に乗ると仮定した場合の乗員の最大数とし、12歳未満の者1.5人が12歳以上の者1人に相当するとみなすと規定しています。

もし、ある車両に小学生以下の子供を何人乗せられるかを計算したいときは、乗車定員数から12歳以上の者の人数を差し引いたあと1.5を乗じ、小数点以下の数値がある場合は切り捨てることで求められます。

例えば、車検証に乗員定員が5人と記載されている車両については12歳以上の者だと5人まで、12歳未満の者は7人まで乗ることができます。しかし、乗員がみな12歳未満であることはまず無く、大抵は大人1名が運転のために乗車します。したがって、乗せられる子供の人数は運転手が乗る分を考慮すると6人ということになります。

一方、乗車定員が26人で補助席が設けられていない中古のマイクロバスを使用すると仮定した場合、12歳以上の人は運転手以外で25人まで、小学生以下の者は37人まで乗車できます。

26人以上を乗せてマイクロバスを運転するケースの例としては、小学生を対象とした塾の経営者が生徒の送迎用にカーリースする場合がありますが、過度にたくさんの人を乗せるのは、車内のスペースから見て大丈夫であったとしても事故に遭遇するリスクなどを考慮してできるだけ避けたほうが良いです。

なぜ乗車定員数や乗車可能な人数を把握することが重要なのか

乗車定員数や乗ることができる人の数を正確に把握することは、カーリースを利用する場合に限らず、車を利用する上ではとても重要です。その理由を簡単に述べると、車に人を乗せすぎると道路交通法第57条と道路運送車両の保安基準の第53条の規定に違反しているとみなされて、処分されることがあるからです。

この規定違反は「定員外乗車」と呼ばれています。 定員外乗車が警察官に見つかると、車種に応じて5,000~7,000円の反則金を納めるよう求められ、ドライバーの違反点数に1点が加算されます。処分内容は交通違反の中でも比較的軽いですが、定員外乗車は重大な事故につながる危険な行為です。

乗員が増えて重量も増えていくにしたがって制動距離が長くなり、通常より早めに速度を落とす操作に入らなければ、前に車がいるのに速度を落としきれずに追突してしまいます。

また、重量が増えると左右に曲がる時にはたらく遠心力も変わり、変化を認識しないままいつも通りのスピードでカーブや交差点に侵入すると、車両が横転してしまうおそれがあります。特に交差点で横転事故をおこすと、複数の車両が巻き込まれてしまい、それぞれの被害者に補償をしなければならなくなることも考えられます。

乗車定員数を上回る人員を車に乗せてしまうとこれらのリスクが高まりますが、たとえ法令を遵守していたとしても、たくさんの人を乗せて移動する際は重量が増えることによる車の挙動の変化を十分に認識した上で運転しましょう。

子供の乗車人数に対して装備が足りない場合はどうすれば良いか

車内の装備は、12歳以上の人を定員いっぱいまで乗車させたケースを想定して作られています。例えば、乗車定員が5名となっている車両には、車内には5名分の装備しか用意されていません。

しかし、子供をたくさん車に乗せて運転をしようとすると、場合によっては車に乗る人数が車検証記載の乗車定員数を上回り、乗員全員が車内の装備を利用できなくなってしまうことがあります。 このようなケースに該当する例としてよく挙げられるのが、シートベルトです。

法律では、シートベルトは後部座席に乗っている人も含めて全員着用することが義務づけられていますが、子供をたくさん乗せて運転するとシートベルトが足りなくなってしまうことがあるからです。

実は、どうしても数が足りない場合に限り、例外として超過人数分のシートベルトの着用義務が免除され、装着していない者がいる状態で運転することができます。これはチャイルドシートにおいても同様で、乗車する子供の数全員分のチャイルドシートを乗せきれない場合に限り、例外で設置義務が免除されます。

ただし、シートベルトやチャイルドシートが未使用の状態だと、装着済みの場合と比べて事故にあったときの被害の程度が格段に大きくなるので、やむを得ない理由がある場合を除いて、たくさんの人を乗せるよりは全員が安全装置を使用できるように乗車人数を調整する方を優先するべきです。

 

カーリースの車種選びにおいて重要視されることがある「乗車定員数」は、12歳以上の者に換算して最大限乗れる人数をあらわしたもので、保安基準で定められている計算方法を用いて算出されています。

この人数を正確に把握することは、定員外乗車の違反の回避や車内の装備が利用できる人数の把握などにつながります。

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