個人だけでなく法人での利用も増えているカーリース!おすすめ業者を比較ランキングでご紹介

カーリースのメリット・デメリットとは?

公開日:2020/03/13  最終更新日:2020/03/16


近年、個人を対象としたカーリースの需要が増加傾向にあります。不況や経済不安によって「若者の車離れ」が叫ばれる昨今、ローンを組んでわざわざ自動車を所有するよりも、カーリースの方がお手軽と考える方が増えてきたのでしょう。

しかし、お得なカーリースにもメリットがあればデメリットもあります。今回はカーリースのサービスのメリットデメリットについてそれぞれ解説していきます。

メリット1:残価設定ローンで安い

カーリースを利用する上での大きな利点は、ふつうに自家用車を購入するよりも負担を減らせる可能性があるということです。

ふつうに車を購入しようと思えば、3~5年程度の長期的なローンを組まなければなりません。毎月数万円もの出費を捻出するというのは、なかなか大変なことです。

しかし、カーリースは「残価設定ローン」での利用ができるので、月々の負担を減らすことができます。たとえば120万円の車を48回払いのリースで利用しようとした場合、あらかじめその時点での下取り金額分がそこから差し引きされるので、ふつうにローンを組んで車を買うよりも月々の出費を安くすることができます。

メリット2:メンテナンスを肩代わり

リースというのは車を自分で所有することではなく、あくまでもレンタルしているといった形式に近いです。そのため、人によっては所有感を感じられなくて嫌だということもあるようですが、むしろそういった形式であるからこそ、適切なサポートが受けられるといったメリットもあるのです。

たとえば、メンテナンスに関してです。自動車を所有している場合、定期的な車検というのはとても億劫なだけではなく、維持費の負担にもなり得ます。しかし、カーリースであれば契約を行っている会社が(プランにもよりますが)すべて代行してくれるといったサポートを受けられるのです。自動車を所有している際の悩みとなりがちな、維持に関するあれこれを解消することができるというのが大きいです。

メリット3:自動車税を支払わなくてよい

自動車の所有者にとって車検とおなじぐらい、あるいはそれ以上に煩わしいのが自動車税をはじめとする各種税金でしょう。これらの出費は決して軽く見積もることができるものではなく、これのために車を所有したくでもできないといった方も少なくありません。

しかし、カーリースであれば、こうした税金関係の問題に関してかなり大きなメリットを受けられます。自動車税のみならず、重量税や消費税等といった各種税に関しては、ほとんどの場合月々のリース料金に含まれています。よって、わざわざ自分で税金を支払う必要がありません。

メリット4:好きなカラーや車種を選べる

昔と比べ、カーリースのサービスクオリティというのはかなり高くなり、これまで自家用車を運転していたという方でも満足に利用できるようになっています。

特に嬉しいのは、リース利用できる車のバリエーションがかなり増えているということです。こうしたサービスは「決まった車を使わなければならない」といった思い込みをしてしまいがちですが、近年のリースサービスはそうではなく、多彩なカラーや車種から自分好みのものを利用できるようになっています。

デメリット1:場合によっては割高に感じられることがある

ここまでメリットを紹介してきましたが使い方によっては、デメリットが生じてしまう場合もあります。

たとえば、残価設定ローンの精算についてです。残価設定ローンは月々の支払い額を増やせるので一見お得に思えますが、最終的にはあらかじめ引かれていた残存価格を何かしらの形で支払わなければなりません。

その際、リース契約していた自動車を返すことによって残存価格を清算することもできますが、自動車の状態が思わしくなければその分引き取り価格が下落し、自身で支払わなければならない金額が上がってしまいます。これによって、リース契約を行ったのにコストパフォーマンスでの優位性を感じられないという場合もあります。
リース契約満了時のコスト抑えるためにも、リースした車は大切に使うということを心がけた方が良いでしょう。

デメリット2:利用にあたっては制限が生じる

また、カーリースが「所有とは異なる」という点に関しても、人によっては不便に感じる点があります。多くのリース自動車には「これ以上の距離を走ってはならない」といったような制限がかけられており、もしそれを超える走行距離が記録されてしまうと追加分の料金を支払わなければならなくなる可能性があるのです。

また、あくまでもリースであって自身が所有している自動車ではないため、外観の大幅な改造や内部機能のカスタムといったことは基本的に禁止です。仕事やお出かけでの運転だけでなく、もっと深く車を楽しみたいのであれば、各リース会社のオプションプランも確認してみると良いでしょう。

 

この通り、カーリースにはメリットとデメリットがそれぞれ見られます。こうした点についてよく考えた上で、自分に合っているかどうかを判断するようにしましょう。

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